| 「魔法の砂糖菓子」(萩岩睦美 著)という、管理人の好きな少女漫画があります。
 妖精の世界に連れて行かれた孤児の少女の物語。楽しくて不思議な妖精の世界から
 戻ってくると現実世界は辛く厳しいばかりで・・・という、2つの世界のギャップと、せつない
 ハッピーエンドが子供心に衝撃的でした。
 
 異界で過ごした日々が夢であれ現実であれ、それが楽しければ楽しいほど
 現実に還った時の失望・絶望は深い。だからこそ、妖精の世界に魅入られた人間は
 何とかしてもう一度妖精に逢いたいと願い、結果的に一生を妖精に捧げる。
 (コナン・ドイルなんかその典型)
 
 ハヤテにとって、アーたんとの思い出はどうなのか。
 心の支えか、後悔そのものか、それとも・・・
 
 というあたりは、アーたんとの別れに繋がる今シリーズのラストで明らかになると思います。
 でもって、それがハヤテのパーソナリティを形成した重要なキーでもあると思いますので、
 ハッピーエンドは無いにしても、少しでも救いのあるラストにして欲しいな・・・。
 イヤもう、切に。
 
 (別れの次週でしれっとアーたんが白皇に転入してくるとか)
 
 (ねェよ)
 
 08.06.15
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